今年の春分の日は3/20。無事、発表交流会を終えることができました
発表の部
発表会では幼児さんのグループと、6年生を含む小学生グループのみが発表します
発表会のための練習に時間を割いても、子供たちに「覚えなきゃ」という精神的な負担をかけてしまう上、後に役にたつケースが滅多にないという経験から、練習は1月から発表の日まで、普段のレッスンの中の約5分のみ。
完成形はさまざまですが、今年は幼児さんが楽しそうに発表していたのが印象的でした
そして、かつて幼児さんとして発表の場に立っていた子が、6年生に混ざって、自分で作った4コマストーリーを、緊張しながらも丁寧に発表する様子には、ちょっと涙腺が緩みました
そして全員、練習量からは想像できない立派な発表をしてくれました!
発表の後はお楽しみ会。発表を終えた小学生が、発表を終えた幼児さんたちをゲームでおもてなし。
これも無茶ぶりに近い形で台本を渡し、「英語で幼児さんをもてなしましょう」と投げかけます。
律儀にずっと英語で説明してくれる子もいれば、途中で面倒になって日本語で説明する子もあり、一部だけ英語で伝える子もいたり、対応は本当に様々。
でも一番大切な、「幼児さんを楽しませる」という点は、こちらが言わなくても、全員が当たり前にやってくれる。
本当に頼もしいです
急遽お手伝いに駆り出されてくれた中学生に大いに助けられ、無事、発表会は終了
交流の部
発表会を終えると、今度は小学生ばかりが集まって交流会。
発表を終えた6年生たちが、今度はリーダーとなってグループを引っ張ります。
今年は6つのグループに分かれての対抗戦。
いつもはポイントをチップで計算するのですが、今回はお菓子をチップの代わりに使ってみたところ、なかなかの盛り上がりをみせました
私が見ていてとても面白かったのは、お菓子争奪戦。
お菓子を置いたカードを他のチームに読み上げられたら、そのお菓子を
カードを読み上げたチームに奪われるというものです。
読み上げられる度に、「うわぁぁぁぁあああ!!!」という声と共に、お菓子を相手チームのところまで持っていく子供たちの姿が可愛くて
ここでズルをせず、正直にお菓子を持っていけるのは、リーダーがしっかりしてるから
子供たちにとっては『UFOゲーム』というゲームが一番白熱して面白かったということでした
さて、このお菓子がかかった勝負、やっぱりトラブルは起こります
今回あったのは、
・最初のジャンケンはこっちが勝ったのに、やり直しさせられてやった2回目で負けて、勝負に負けた
・終了の合図が出ても相手チームが進むのを止めなかった
・終了の合図が出た時にしたジャンケンで負けたけど、自分たちの方が進んでいた
というもの。
まぁ、何が雑かって、こんなトラブルが出た時に私が言うのは、
「知らん。自分らで話し合って。」
のみ。
そうすると、子供たちは自分たちでなんとか解決してくれます
相手チームと険悪になることもなく、あっさりしたものです
そして、楽しかったー
と言いながら帰っていきました
保護者の方にもご覧いただいていたのですが、私の「知らん。自分らで話し合って」という言葉に、「その通り!」と同意してくださる声があり、とても嬉しかったです。
他にも、
・子供「チームってどうやって決めるの?」 私「後でわかるよ」
・子供「カードは一人一組使うの?」 私「もう言ったよー」
・子供「一枚ずつめくるの?」 私「どう思う?」
・子供「モンスターゲームってどうやるの?」 私「リーダーに聞いて」
などの対応。
これをやることで、子供たちが自分たちでなんとかするようになります。
英語でザーッと説明したことも、「こういうことなんちゃう?」と、想像してやってみる。これが大事なんだと思います。
そして、ここでもリーダーが力を発揮します。
リーダーが想像してやってみる様子を、下級生がみて、すごいなぁ、となるわけです
というわけで、無事に交流会も終了しました
4月からはみんなが一つずつ上の学年になります。
自立に向けて、どんどん進んでもらえるよう、これからも雑な声かけをしながら、精一杯遊びます
SPECIAL THANKS
to: Ms.Konishi 卒業生のお母様。お彼岸でご多忙のところ、準備からお手伝いくださいました。
to: Ayui 中3生。1言えば10理解して、こちらの無茶ぶりに完璧な対応をしてくれました。特に、幼児さんの発表の時に、何の説明もなく役を一つお願いしたにも関わらず、幼児さんの発表する言葉から動きを判断して、完璧にこなしてくれました!改めて、理解力と度胸に感服しました。
※写真はUFOゲーム中の子供たち。必死さが伝わりますか?