英語部門あやみです( ´ ▽ ` )ノ
BBカードのレッスンでは、時々子供たちが想像力と自分の持っている知識を駆使して、新しいお話を作ってくれます
子供たちなので、当然BBカードに出てくる言葉の中でも、染み込んでいる単語しか出てこないし、使えません
でも、お話を作るときに日本語で出てくるものはこちらの想像を超えて面白い内容が多いです
写真は先日の4コマストーリー作りに挑戦した時のもの。
先輩たちの作品を見せてはみたものの、だからどうすればいいかわからないまま子供たちが手を出せずにいたので、私も一緒に作ってみました
「ハワイに住みたい」という話から最後の1コマを決めたところ、次々と子供たちからアイデアが出てきました
その中から、「犬と踊ってお金を稼いだ」「そのお金を独り占めして、ジェットを買ってハワイに行った」というアイデアをいただき、それぞれの文章をどう知っている英語だけで表現するかをみんなで考えてみました
そして出来上がったのが、このストーリー
1. Mr. Celery danced with a dog.
2. Mr. Celery made a lot of money.
3. Mr. Celery bought a jet.
4. Mr. Celery lives in the city.
絵を描くことで、セロリさんがお金を独り占めしたのも表現できました
マイストーリーに取り組んでいる子供たちの姿、写真からおわかりいただけるでしょうか
さて、ここで問題が発生します。どの学年でも毎回発生する問題です
マイストーリーを作るには時間がかかってしまう子がいます。
だからといって、週をまたいで取り組めない時もあります。
なので、コツがつかめたら、時間内にできなかった分は宿題にします。
面白いので、子供たちも喜んで
「帰ったらすぐやろう!」などと言ってくれます。
で、翌週持ってきた宿題を見ると、話がガラっと変わっていることがあります
BBカードでは絶対に出てこない単語や表現が使われているのです
訊ねてみると、「おうちの人に聞いた」と・・・
宿題にする時は、『自分一人でやること』『BBカードに出てくる文章を使うこと』『わからなければやらなくてもいい』を条件にしているのですが、グループに1人は、おうちの方の助けを得て、クオリティーの高いものを仕上げてもってきてくれます。
私達はお絵描き教室でも、マンガ教室でもありません
自分で言いたいことを、自分の持っている武器(単語や表現)だけで、いかに表現するかが大事なんです。
間違ってもいいから実際に使ってみることで語感を鍛えることができるし、周りの助けがない時にでも自分の知識の中にあるものを探して、使える単語を引き出してくる訓練にもなる。
使える表現が出て来ず、4コマストーリーができなかった、というのでもいいんです。
次にどうすればいいかを自分で考え、レッスンに取り組む意欲にもつながっていきます。
子供の自立を考えるなら、自分一人でもなんとかするための方法や力を備えておくことが大切ではないでしょうか。
知識だけを詰め込まれて、それを使えずにいる子をみると、残念で仕方ありません
自力でやり遂げる力、誰かに助けてもらうことなく自分で判断する力を育むために、当教室の宿題は、
手伝わないと決めていただけると幸いです。
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