新年度が始まりました!
新しい日常を祝うかのようにあちこちで桜が満開を迎え、この時期は心が弾みます
今年度は国語部門からスタート
当教室国語部門は、素読と作文で培った経験を基に、新しい試みを始めました
今日の子供たちの様子をみると、これでまた大きな成果が出る予感
カリキュラムに組み込んでいる『素読』、これまでは
『素読をすれば、国語力が上がる!』の著者、松田雄一先生の素読教室で仕入れたものを、ひと月に一本ずつ読んでいたのですが、数年前から関西での素読教室が開催されなくなり、ネタがつきてしまいました
ということで、『素読』の原点に立ち返り、後の人生の指針となるであろう論語の言葉6本を、
意味を介さず声に出すという活動に切り替えたところ、次々と変わる言葉を、文字を追わずに音だけ真似るという作業が子供たちには適度に刺激的だった様子
それとは別に、これまでも取り組んできた『
日本の色の名前(これも松田先生の素読教室でいただいたもの)』を子供たちと一気に読み上げ、その後、色だけを見せて色名を当てるゲームをしました
ここで発覚したのが、タイトルの件
実際には知らなかったわけではなく、つながってなかっただけなのですが、ずっと色の名前をその色を見ながら声に出してきたにも関わらず、「松の葉の色だから【松葉色】」という認識はなかったようです
子供は経験が浅く、勉強と実生活を切り離して考えているところがあるのですが、今回の「松の葉を知らない」という発言から、周りのみんなを巻き込んで大騒ぎになり、いろんな話をしてみると、「あ、知ってた。・・・あ、そういうことね
」という言葉の一致につながったのは、一つの成果だと思います
こういう経験をしながら言葉に肉付けがされていき、実体験につなげていけるのだろうな、、、と。
当教室国語部門(英語部門も)では、知らないことを「知らない」と言える環境を大事にしています
今回も「松の葉?知らん!」と言った子は二人いたのですが、彼らがそう言えたのは、そのことを評価して後でごちゃごちゃ言われないと知っているから。
知らなくても、今回気付くことができなくても、後で言葉が実物や実体験と結びつく瞬間はやってきます。
細々と教え込み、実体験とつながらない知識ばかりを増やすよりは、難易度に関係なく、とにかく言葉をたくさん蓄積しておくことが大事
蓄積されたものがあれば、あとは経験によって意味が加えられていく、、、
私自身、そういう経験はたくさんあります。
国語部門では、これからもこういう衝撃を参加者全員で楽しみながら、豊かな国語力を育んでいきます
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※写真は色の名前チャートと、素読用の本