英語部門あやみです( ´ ▽ ` )ﾉ

当教室では例年春分の日に、６年生を対象とした発表会を開いています

お話を覚えて暗唱したり、ちょっと演技を交えて寸劇をしてもらったりの試行錯誤を経てやっと、BBカードで染み込んだ文章をみんなで16センテンスぐらいのストーリーに仕立てて表現するというものが、一番子供たちの英語の気付きにも繋がると実感し、その方法で進めてきました

が、コロナ禍でいろんな制約がかかってしまい、２年前は急遽動画発表に変更

昨年度は、少年スポーツなどで週末に参加できない子も多く、レッスンの中で動画撮影を行い、発表会という雰囲気も無くなってしまってました

ですが、今年はちょっと気合いを入れて

オンライン発表会をしようと思います

どこまでの範囲に公開するかは未定ですが、ポスタープロジェクトの協力校にもご覧いただくことを想定し、内容は【日本の偉人紹介】にしました。

国語WORKSさんのラミネート教材がヒントになり、偉人といえばお札に登場する人物でしょということで、対象となる子供たちに、歴代のお札登場人物の中から一人選んで紹介文を書いてもらっています

まずは国語で
そして、それをBBセンテンスを基準に英訳
あとは練習するのみ

とても良い紹介文ができたので、見てくださる方々に伝わるといいな

紹介文を書く段階で、その人物の生きた時代はどんなだったのか、その人物のどこが素晴らしかったのか、そして、今の日本はそんな人々が望んだものになっているだろうか、などの話題に触れることができ、取り組んで良かったと思います

子供たちからは次のような感想が出てきました

ヤマトタケルは神話の登場人物だと思っていたが、天皇の子供だった

歴史の中では、血が繋がっていないのに天皇になろうとした人(道鏡)がいた←和氣清麻呂関連

天皇中心の世の中のための仕組みを作ったのは聖徳太子 だった

名前も知らなかった人(二宮尊徳)の偉業に感激し、自分もそう生きたいと思った

紫式部の書いた長編物語が世界最古だと初めて知った

日本にも多くの偉人がいて、その人たちのお陰で、今、自分たちが幸せに暮らしていることを実感してくれたのは、思わぬ副産物

中には、お札には登場してないけど、どうしても杉原千畝について紹介したい、とか、私が担当しようと思っていた聖徳太子をもぎ取って、最初から英語で紹介文を書いてきてくれる子がいたりと、予想以上に熱心に進めているところをみると、やはり、自分の国の立派な人を知るのは、子供たちにとっては嬉しいことなのだと感じます

文科省の社会科学習指導要項の目標には、しっかりと【我が国の国土と歴史に対する愛情を養う】と明記されているので、こんな活動を学校でも進めてくださったらいいのにとも感じます

ファンシーな流行りを追いかけるのは苦手ですが、自分の国を大切に思い、自分の頭で考えて行動できる子を育てるための努力は、これからも続けていきます



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