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お仏壇にまつわる色々なお話。その弐 『お仏壇の購入時期について』

さくらホール 速水葬祭グループ家族葬専用式場



沖縄の近海でぐずぐずしていた15号君も

ようやく本腰を入れたようで北上を始めました。

おつかれさまです、速水です。




工藤夕貴の台風クラブじゃないけど

台風が来るとそわそわしてしまいます。




ただ、

和歌山や東北の事を考えると

ヤンチャせずに通り過ぎてくれよ!と

心から強く願います。




さて、

お仏壇の購入時期ですが。

お仕事をしていてお客様から非常によく聞かされる意見に

「うちはまだ誰も死んでないから仏壇は無いんです」

と言う意見があります。




大人の人の感覚ってそんなもんなんですかね。

核家族化が進んだせいで

今目の前に暮らしている家族以外は

家族じゃないと思っているんでしょうか?

そんな意見は一部の人だけだと思いたいです。




そう仰るお客様に対して

「いや、皆様にもご先祖様は居られるでしょ?」

「そこの家で誰かを亡くした事が無くても

両親や祖父母、その上も、更にその上も。

沢山のご先祖様が居るのはお解り下さいますか?」

と、お尋ねさせて頂いています。




「そのご先祖様に手を合わさなくても良いんですか?」と

お伺いすると納得して下さる方も居ますが




更に

「いや、本家(母屋)がまもってますから」

と返して来る方も沢山居られます。




ここまでお読み頂いて

「そうちゃうの?

      それでええんちゃうの?」 

とお思いのかたも居られるかも知れませんので

本来のお仏壇の購入時期についてお話しします。




市販の書物には色々な事を書いていますが

お仏壇やお葬式などの民間信仰に近い習俗文化の事は

地域性が強く「そういう説」や「いわれ」に基づいている事が多いので

読んでいても、どれを信じていいのか解らなくなってしまいますね。




お仏壇文化にも歴史的背景が有り

尚かつ、農村部と都市部でも随分と差がありました。

その上で、解りやすくする為に

農村部のはなしをさせて頂きます。




戦後の高度経済成長を迎えるまで

多くの日本人は産まれた土地で暮らしていました。

ひとつの集落に同じ名字が集まっているのもその名残です。




そうすると

大きなお仏壇がある本家(母屋)の近くで

長男以外、分家として世帯を構えている人々も

なんや~言うたら本家の座敷でみんな集まっていたんですね。

良い時代でしたね




そして時代は高度経済成長期に入り

人里で土を弄ったり、地域の人を相手に商いをしていた家の

長男以外は集団就職などで都市部に出て来る様になったのです。

「女工哀史」がその話ですね。

あの時代。

働け働け。稼げ稼げ。

更に上へ上へ。




それがバブル経済まで続いたんですね。




置き去りにされた いにしえからの文化。




残念です。



お待たせしました。

お仏壇の購入時期ですが。

ここまで読んで判る人には判ると思うんですが。




『親元を出た時』が本当の購入時期です。




団塊の世代の人は「さと」って言い

その下の世代は「実家」って言いますね

団塊の世代の人って

親元に住んでいる時は

おばあちゃんが仏壇に毎日手を合わせているのを見て

頂き物もまずは仏壇に供えてから

仏様からのお下がりとして「有り難く頂きなさい」と

手を合わせる心を教えてもらっていたんです。




毎日毎日

沢山のご先祖様と暮らしていたんです。

「朝に合掌、夕べに礼拝」




そんな暮らしをしていたのに

多くの庶民は

親元を離れて都会に出て来て、

働く、喰う、寝る。の繰り返し。




仏壇に手を合わせ、

今日に感謝する暇も無く

馬車馬の様に働かされ続けて来たのが

高度経済成長期の日本。



仏壇が無くても

その日その日を感謝して暮らしていた人達も居ますが

ご自身の子供にそれを伝えきれていない。

あくまでも一部の人の事ですよ。




振り返って下さい。

今、お仏壇がない家。

実家にお仏壇がない家。



ありますよね。



繋がれ続いての今の貴方の命なんです。



仏壇なんかなくても感謝できるし

こども達にもその価値観は教えている。

なら良いんですが。。。



どうも残念な事が多く見受けられます。

今では当たり前に言われるこどもの「反抗期」

その「反抗期」という言葉が

いつ産まれたのか調べて頂くと判ると思います。




改めて言います。

数えきれないご先祖様が繋いでくれたDNAを

今、自分として生きさせて頂いているのです。

手を合わせず暮らせる人なんて居ないんです。



ここ最近見たふたつの出来事。



朝早く起きて犬の散歩をしていたら

朝日に手を合わせていた近所のばーちゃん。



葬儀を終えて出棺しようとして

交通の流れを遮った時、止められた先頭の車の中で

手を合わせて下さっていた運転手さん。



きっと、大切な人を送った経験が有るんでしょうね。



「手を合わせる」

小さな事かも知れませんが

少し強く訴えたいと思ったので

文中「思う」と言う言葉は使いませんでした



未だに成長経済にしがみつこうとしている

日本政府と経団連は放っておいて



永い間ないがしろにして来た

たいせつな日本人の心を

そろそろ取り戻しませんか?

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基本情報

名称さくらホール 速水葬祭グループ家族葬専用式場
フリガナサクラホール ハヤミソウサイグループカゾクソウセンヨウシキジョウ
住所664-0024 伊丹市松ヶ丘1-197-2
アクセス伊丹市バス中野大橋バス停より徒歩1分
昆陽池公園北側、中野大橋より西へ100m
電話番号0120-791-042
メールアドレスsakura@hayamisousai.co.jp
営業時間
日曜日
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木曜日
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開業日1985年3月
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